肘の痛みは股関節から

 野球やゴルフ、テニスなどのスポーツをする方はもちろん、小さいお子さんをしょっちゅう抱っこするお母さん、孫のお世話をするおばあちゃんなども、肘に負担がかかって痛くなることが多いです。レントゲンを撮っても、肘の骨には異常がないケースがたくさんあり、肘に触れるだけでビリビリと痛むこともあります。

 

 肘が痛くなる原因としては、まず股関節と体幹、そして肩関節と手首が硬くなっていることがあります。これらの硬さのせいで、比較的動きのよい肘ばかり使って物を支えることになり、負担が肘に集中してしまうのです。

 

 そこで、肘の施術はまず股関節から始めます。ギックリ腰の予防を同じす。腰だけで持ち上げようとするとギックリ腰になりやすいので、体全体を使って物を持ち上げるようにします。すると負担が足・体幹・腕に分散し、腰の負担を減らすことができます。

 

 股関節⇒体幹⇒肩関節⇒肘⇒手首と、全身を柔らかく使って物を持ち上げることができるようにするのです。そしてこれらの調整をすると同時に、負担をためこんでいる肘周辺の筋肉をよくほぐします。

 

 肘の痛みでお悩みの方は、ぜひご相談下さい!